手順書に書いてあることは速く、書いていないことは見積どおりかかりました

転職用のポートフォリオとして、個人でWebアプリ「Hubpin」を作っています。
制作の経緯は「Hubpin 開発記録」に時系列でまとめています。
設計と判断は自分で行い、実装も原則自分で書いています。AIには手順書・レビュー・調査を任せています。

ポートフォリオの2作目を作っています。

工程ごとに自分用の手順書を先に書いてから着手する形にしていて、
実績時間と見積の比を毎回記録しています。

今の工程の倍率がこうなりました。

手順 倍率
手順0 1.0
手順1 0.7
手順2 0.48
手順3 (0.22・分担が違うので別枠)
手順4と5 1.0

下がり続けていたものが、最後で1.0に戻りました。

手順3だけ括弧に入れてあるのは、この手順が半分以上をClaudeに任せた回で、
自分が手を動かした他の手順と同じ列には置けないからです。

目次

戻った理由

手順4と5で、CIが落ちました。それが手順書のどこにも書いてありませんでした。

逆に言うと、0.48まで下がっていた手順は手順書がカバーしている範囲にいました。

とくに手順2は「ここが最大の罠」というのを先頭に書いてあって、
そこを踏まずに済んだので半分で終わっています。

つまり、こう読めます。

**倍率が下がっていたのは、自分が速くなったからだけではありませんでした。
手順書の中にいたから速かった。**

倍率だけ見ると読み違えます

数字が下がり続けていると、「習熟してきた」と思ってしまいます。

実際には、手順書の外に出た瞬間に見積どおりへ戻りました。

前の工程で「未知だったのは概念ではなく、どこで失敗するかだった」という記録を残しています。
今回はその裏返しでした。

知らない概念は調べれば済みます。
どこで失敗するかは、踏むまで分かりません。

これから気をつけること

  • 実績時間は「速くなったか」ではなく「準備がどこまで効いていたか」として読む
  • 振り返りでは、倍率とセットで「その手順は手順書の中だったか外だったか」を並べる
  • 次の工程の手順書には、今回踏んだ罠を先に書いておく

自分の成長を測っているつもりで、実は準備の量を測っていました。

どちらも知りたい数字ではあるので、混ぜないようにしたいと思っています。

目次