転職用のポートフォリオとして、個人でWebアプリ「Hubpin」を作っています。
制作の経緯は「Hubpin 開発記録」に時系列でまとめています。
作っているアプリのフォームは、装飾を当てないまま置いてありました。
先に機能を通す方針だったので、見た目は後回しです。
最初の段階で終わらなかった分として、そのまま残してありました。
つまり、当たっていないことは知っていました。
引っかかったのはその先です。
後回しにしたものの中身を、自分が把握していませんでした。
手順書を書こうとして、初めて中身が出ました
装飾を当てる工程が来たので、その手順書を書き始めました。
外枠のスタイルを書こうとして、そこで初めて外枠が無いことに気づきました。
足りないものがあるのは分かっていたのに、何がどう足りないかは、書こうとするまで出てきませんでした。
しかも、後回しにした装飾とは別の欠落も出ました。
編集の画面に、見出しも本文の枠も無く、フォームが画面の左上に貼り付いています。
同じことをする追加の画面には、どちらも付いていました。
装飾を後回しにしたのではなく、2つの画面で構造が食い違っていたことになります。
写ってはいたのに、論点になりませんでした
スクリーンショットは撮ってあります。
工程ごとに完成画面を撮る決まりにしていて、そこは守っていました。
複数枚あって、どれにも素のフォームがはっきり写っています。
見返してもいました。
それでも、この2つが論点として挙がったのは、手順書を書く段になってからでした。
あとから見返すと、撮った写真はどれも別の目的で撮られていました。
エラー文の確認、画面遷移の確認、入力チェックの確認。
撮る目的が視野を切っていたので、同じ画像に写っている別の欠落が視界に入りません。
写ってはいるのに、見てはいませんでした。
効いたのは、もう一度見ることではありませんでした。
別の作業をしようとしたことのほうです。
同じ形が3つ出ました
このあと振り返りをして、同じ形の失敗が他にもあることに気づきました。
写真は、写っているのに見えていませんでした。
工程の完了条件は、同じファイルを2回開いたのに2回とも書き写していませんでした。
調べ方のほうも、行数とクラス名の数で見ていたので、構造が抜けていることを測れていませんでした。
3つ目が面白いところで、1つ目と2つ目を見つけた調査自身が同じことをやっていました。
振り返りの文書が、振り返るべき実例を自分で作りました
制作の中間で振り返りをしたら、同じ型の失敗が7つ並びました。
修正がどの手順書にも反映されていない。
ルールを足したのにチェックリストが古いまま。
記録はあるのに、そこへたどり着く経路がない。
7つを1枚にまとめて、これが自分の弱点だと整理しました。
そのあと材料と突き合わせたら、その文書自身が6件を取りこぼしていました。
8例目です。
しかも、7件目も8件目も、まとめている最中に見つかっています。
気をつけるで防げるなら、7例も並びません
振り返りを書くことと、振り返りが効くことは別でした。
書いたからといって、次に同じことをしない体になるわけではありません。
だから、対策は意識ではなく手順にしました。
検索して数える1行で済むものは、そうしています。
もうひとつは、確認を読むで終わらせないことです。
手順書でも、人への説明でも、テストでもいいので、何か出力してみる。
そこで初めて、足りないものが出てきます。
