12日迷っていた色の判断が、余裕0.07という数字ひとつで決まった

転職用のポートフォリオとして、個人でWebアプリ「Hubpin」を作っています。
制作の経緯は「Hubpin 開発記録」に時系列でまとめています。

画面の見た目を整える工程で、12日間ためらっていた判断がありました。

画面全体の色を、もう一段締めるかどうかです。

締めれば文字が読みやすくなります。
ただ、全部の画面に影響するので踏み切れませんでした。

目次

測ったら1行で決まりました

工程に着手して、まずコントラスト比を測りました。

締めるとどうなるかを確かめたら、こう出ました。

入力にフォーカスしたときに出る枠と、背景のコントラスト比が3.07。
基準は3.0なので、余裕は0.07しかありません。

背景を3階調暗くするだけで2.99になって、基準を割ります。

締めるという案が、この1行で消えました。

足りていないのは2色だけでした

測っていくうちに、もうひとつ分かったことがあります。

コントラストが足りていないのは、色の中の2つだけでした。
本文もリンクもボタンも、基準をかなり上回っています。

全体が薄い、と12日間思っていたのですが、実態は2色だけが薄い、でした。

測る前に決めていたら、逆の結論を出していたことになります。
全体を締めて、フォーカスの枠を基準以下にして、気づかないまま公開していたと思います。

見積3〜5時間が、1.4時間で終わりました

この工程は見積を3〜5時間で置いていました。
実際は1.4時間です。

作業が速かったからではありません。
見積の中に、判断する時間を入れていたからです。

判断が要る論点を4つ数えていて、そのぶんの時間を足していました。
そこが丸ごと消えました。

一番重いと思っていた論点は、余裕0.07の1行で決まりました。
対象の内訳が分かった時点で、検討するまでもなく消えた案も2つあります。

縮んだのは作業時間ではなく、決められない時間のほうでした。

迷っている時間は、情報が足りていないだけでした

12日間、この判断を先送りしていました。

気合いが足りなかったのではなく、何が分かれば決まるのかを決めていなかったんだと思います。

今回は、手順書に「先に測る」と書いてあって、そのとおりに測ったら決まりました。
測る前に案を比べていたら、たぶんまだ迷っています。

どの数字が出れば決まるかを先に決める。
順番としてはそれだけでした。

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