「アジャイル開発の経験はありますか」に、経験なしと答えなくてよかった

転職用のポートフォリオとして、個人でWebアプリ「Hubpin」を作っています。
制作の経緯は「Hubpin 開発記録」に時系列でまとめています。

フロントエンドエンジニアへの転職を考えていて、来年の応募に向けて準備しています。

求人票を眺めていると、アジャイル開発という言葉をよく見かけます。
チームでの開発経験がないので、聞かれたら経験なしと答えるものだと思っていました。

自分がポートフォリオでやっていることを書き出してみたら、少し違いました。
名前がついていなかっただけで、重なっている部分がいくつもありました。

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先に書いておくと、スクラムはやっていません

役割の分担もありませんし、スプリントも切っていません。
一人で作っているので、会議も当然ありません。

だから「アジャイル開発の経験があります」とは言えないと思っています。

そのうえで、重なっているところを並べます。

並べてみたら、5つ重なっていました

アプリを3段階に分けて作っています。
最初の段階で公開できる形にして、そこから機能を足していく進め方です。
これは少しずつ作って出す、という考え方と同じでした。

各段階の終わりに必ずデプロイして、実際に動く状態にしています。
動くものを早く出す、という部分と重なります。

工程ごとに見積と実績を記録して、突き合わせています。
どれくらいのペースで進めるかを測る作業と、やっていることは同じでした。

段階が終わったところで、見積がどれくらい外れたかを振り返っています。
振り返りの会にあたるものだと思います。

要件は一度固めて、あとから出てきた要望は別のファイルに送っています。
やりたいことの控えを別に持っておく、という形と重なりました。

数字も出ています

最初の段階は8月17日に終わりました。

見積66時間に対して、実績は57.88時間です。
0.88倍なので、見積のほうが少し多めでした。
期限は8月末に設定していたので、14日早く終わったことになります。

実績を全工程で記録しているのは、自慢のためではありません。
自分の見積が当てにならなかったからです。

想定していた稼働時間を、過去に2回続けて外しています。
そのうち1回は4倍ほど低く見積もっていました。

受託の仕事は、ちょうど逆の型でした

いまの仕事はWeb制作の受託です。

こちらは構造的に逆で、見積を出して、要件を固めて、デザインを作って、実装して、納品します。
途中で変更が出たら追加の見積になります。

請負契約なので、そうなるのが自然です。

弱みだとは思っていません。
要件を固めて納期を守るという経験は、どんな進め方の現場でも要ります。

両方の型を、それぞれ別の場所で経験していることになります。

用語を覚えて話すのとは順番が逆でした

面白かったのは、言葉を覚えてから当てはめたのではなかったことです。

必要があってそうしただけの進め方に、あとから名前がついていました。
削らずに段階へ割ったのも、時間を記録し始めたのも、そういう名前があると知る前です。

面接ではまだ話していません。
応募するのは来年の予定なので、いまは書き出して整理している段階です。

ただ、チームでの開発経験がないから何も語れない、と思い込む必要はなさそうでした。
やったことを並べて、重なっている部分と重なっていない部分を分けて話すほうが正確だと思っています。

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