Web制作の仕事をフリーランスで2年半ほど続けながら、フロントエンドエンジニアへの転職を目指しています。
7月から React と TypeScript を学び、自分でアプリを2本作ったところで、ある講座に申し込みました。
受講料をいったん自分で払い、修了すると数か月後に戻ってくる仕組みの講座です。
結局、契約の2日前に見送りました。
決めかけていた理由と、見送った理由を残しておきます。
受講料があとから戻る講座に申し込みました
8月に講座の説明会に出て、その日のうちに申し込みました。
9月に選考を通り、React のコースを受けるつもりでいました。
申し込んだ理由は4つありました。
- 一人でやりきるのが怖かった。外から決まる予定がほしかった
- 自分の理解が足りないところを埋めたかった
- 応募書類や面接を、人に見てもらいたかった
- 「スクールでしっかり学んだ」と面接で言えると思った
何度も迷い直しましたが、比べていたのはお金の出入りでした
受けるかどうかは、3日のあいだに5回考え直しています。
そのたびに見ていたのは、受講料の立て替えと、戻ってくる時期でした。
戻ってくるのは修了してから数か月後です。
いつ払って、いつ戻るのか。その段取りばかりを確かめていました。
支払いの段取りが決まったところで、申し込みフォームを出しました。
お金の面が整ったので、受ける理由がそろったように見えていました。
詳しいカリキュラムを見て、初めて時間で比べました
申し込みを進めるなかで、詳しいカリキュラムがメールで届きました。
ここで初めて、お金ではなく時間で比べました。
数か月のあいだ、毎週の授業と課題に時間を使い、決められた回数以上出席する。
修了できなければ、受講料は戻りません。
私がいちばん深めたかったのは、データベースとサーバー側の処理でした。
そこは自分で教材を選んで時間をかけたほうが、今の自分には合っていそうだと感じました。
アプリもすでに2本作っています。
もう1本作るより、作った2本を説明できるようにするほうが先だと思いました。
振り返ると、受ける判断を押していたのは2つでした。
期限が迫っていたことと、「あとで戻るなら実質タダだから、やっておこう」という気持ちです。
少し焦っていたのだと思います。
お金は戻ってくる前提だったので、本当のコストである時間と出席の約束が見えにくくなっていました。
見送る前に、基準を1つ置きました
決める前に、基準を先に置きました。
「今の状態で応募していける求人があるなら、見送る」です。
求人サイトを開き、応募するつもりで東京のフロントエンドの求人を見ました。
本文は AI にも読んでもらい、条件ごとに仕分けてもらいました。
壁になっていたのは技術よりも実務年数でした。
ただ、年数の条件は、まったくの未経験者が来ないように引いている線だと感じました。
作ったものをしっかり作り込んでいれば、応募してよいと思いました。
Web制作も手がけている会社や、CMS の構築・運用の経験を条件に入れている求人もありました。
今の経験で出せる求人は、実際にありました。
期待していた4つは、講座がなくても手当てできました
申し込んだときの4つの理由を、1つずつ見直しました。
- 一人でやる怖さ → 応募と面接の日程が、外から決まる予定になる
- 理解が足りないところ → 講座では埋まらなかった。足りないのは「自分が書いたコードを説明できるか」だった
- 書類と面接を見てもらうこと → 学習コミュニティと転職エージェントを頼る
- 「スクールで学んだ」と言えること → 作ったものをちゃんと作り込んでおけば、あまり関係ないと思い直した
4つ目は、最後まで迷っていた理由です。
面接で見てもらえるのは、スクールの名前よりも、作ったものとこれまでの Web制作の仕事だと考え直しました。
見送りの連絡は、窓口が2つありました
見送りは、講座のサポートに LINE で伝えました。
翌日に「承知しました」と返信があり、契約と支払いの前だったので費用はかかりませんでした。
ただ、それで終わりではありませんでした。
受講料を戻す仕組みを運営している側にも、辞退の届け出が必要でした。
講座への連絡で「そちらにも連絡が要るか」を聞いていましたが、返信には答えがありませんでした。
届いていた案内のメールを開き直すと、最後の項目に辞退の届け出の案内がありました。
その日のうちに届け出を送っています。
お金が戻る仕組みの講座は、講座の契約と、お金を戻す仕組みとで窓口が分かれていることがあるようです。
やめるときは、両方に伝える必要がありました。
お金は戻っても、時間は戻りません
「無料」「あとで戻る」「期限が近い」が並ぶと、受けない理由を探すほうが難しくなります。
私の場合は、コストを時間に書き直して比べたところで、結論が変わりました。
お金が戻る講座でも、使った時間と出席の約束は戻りません。
今の自分に必要なのは講座よりも、作ったものを説明できるようにすることと、面接の数を増やすことでした。
見送ってから3週間後の10月に、1社目の応募を出しました。
