求人の「実務◯年」で応募先を外していたら、愛知で出せる先がほとんど残っていなかった

Web制作のフリーランスを約2年半続けながら、フロントエンドエンジニアへの転職活動をしています。
住んでいる愛知と東京の両方で、応募先を探していました。

愛知では何度探し直しても、出せる会社がほとんど残りませんでした。
外した理由をたどっていくと、自分で決めた覚えのない線で応募先を絞っていたことに気づきました。

目次

愛知で3回探して、残るのは多くて2社でした

応募先は、求人サイトから候補を拾い、本文まで読んで仕分けています。
残ったものを開いて、出すかどうかを決める流れです。

愛知でこれを3回やりました。
残ったのは、9月中旬が6社中1社、10月初めが4社中0社でした。
3回目の10月5日は2社残りましたが、どちらも私が見送りました。

1社は少人数の会社で、1人に求める範囲がかなり広い募集でした。
Web開発だけでなく、ほかの仕事も1人でこなせる人を探しているように読めました。
もう1社は Web 系というより業務システムの会社で、使う技術も私が学んできたものと違っていました。

この時点で、愛知で応募できていたのは1社だけです。
やっぱり愛知で探すのは難しいのかな、と思いかけました。

外した理由を並べると、ほとんどが実務年数でした

外した会社の理由を、まとめてみました。
並んだのは、ほとんどが実務年数(1〜5年以上)の条件と、SES(客先常駐)でした。

これを見て、引っかかりました。
「実務◯年」は、ほとんどの求人に書いてあります。
ここで外していたら、応募できる先はなくなります。
残るのは「未経験可」のようなゆるい募集だけになってしまいます。
「未経験可」とだけ書いた求人は、仕事の中身が見えにくいこともあり、かえって慎重に見たほうがよさそうだと感じています。

9月に講座の受講を見送ったときも、求人を見て同じことを感じていました。
年数の条件は、まったくの未経験者が来ないように引いている線だと思っていたんです。
ネットの体験談や先輩の記事を読んでも、年数は目安で、少し下回っていてもポテンシャルを見て採用されることがある、という話はよく目にします。
それなのに、応募先を絞る段になると、年数で外した一覧をそのまま見ていました。

その線を決めたのは、自分ではありませんでした

除外の基準がどこから来たのかを、元の記録で確かめてみました。

基準は、7月末に企業を調べたとき、リストと一緒に書き添えられていたものでした。
必須が実務3年以上の求人は外し、1〜2年台の求人は残す、という内容です。
この年数の一行を、私が決めた記録はありませんでした。

しかも、実際の当てはめは、その基準より厳しくなっていました。
「1〜2年台は残す」はずなのに、必須が2年や1年の求人も外れていたんです。

その基準を、私は確かめずに2か月ほど使っていました。
絞り込みの結果だけを見て、どこで線を引いているかは見ていませんでした。

年数では切らない、と決め直しました

線を引き直すにあたって、選択肢をいくつか並べました。

最初に選んだのは、「何の年数か」で分ける案です。
Web開発の経験3年以下の求人は残し、React の実務1〜3年は様子を見る。
それより長いものは外す、という線でした。

選んだ直後に、考え直しました。
マネージャーの募集やフルスタックの募集は、さすがに重いと思います。
でもそれ以外は、年数で切る必要はないと感じました。

決め直した線引きは、次のとおりです。

  • マネージャー・リード候補の募集は外す
  • フルスタックの募集は外す
  • バックエンドの技術が違う求人(Laravel・Rails・Java が必須)は外す
  • SES・客先常駐は外す
  • 実務年数は、何年と書いてあっても外さない

上場している大企業や「大卒以上」の求人の扱いは、前のままにしています。

年数の条件で書類が通らないことはあると思います。
それは出してみて分かることなので、出す前に自分から外すのはやめました。

あわせて、「実務◯年」を何の年数として書いているかを読むようにしました。
Web開発や HTML・CSS・JavaScript の年数なら、制作の約2年半が入ると読むことにしました。
Webアプリ開発や React の年数には、そのまま入るとは限りません。

東京は、求人サイトから探し直して26社が候補に残りました

新しい線引きで、東京も探し直しました。
9月中旬の一覧は、7月末に作った会社のリストなどから選んだもので、8社でした。
今回は、求人サイトの検索から引き直しています。

求人サイトで「フロントエンド × 東京」の求人1,235件を取り込みました。
機械的に条件で絞り、必須条件の部分を切り出してさらに絞ると185社になります。
そこから必須の条件を見て、まず候補にできる会社は26社でした。

26社の内訳は次のとおりです。

  • Web制作の経験が入口になる求人: 13社
  • 個人開発やポテンシャルが入口になる求人: 4社
  • React・TypeScript の求人: 9社

最初の13社は、必須条件に Web制作の経験を入れている求人です。
HTML・CSS・JavaScript でのサイト制作や、WordPress・CMS の構築経験が書かれています。
フリーランスで手がけてきた30件以上の制作が、そのまま応募の材料になります。

13社のうち8社は、必須に1〜3年以上の実務年数が書いてあります。
これまでのように年数で切っていたら、その8社は一覧に残らなかったはずです。
「経験が足りない側」に見えていた求人の中に、自分の経験を求めている求人が混ざっていました。

年数を外しても、見送るものは見送りました

愛知でも、新しい線引きで当て直しました。
年数だけを理由に外していた会社が、いくつか戻ってきました。

戻ってきた会社の本文を、自分で1社ずつ見ていきました。
年数は気にしなくなっても、見送った会社はあります。

  • 求められる水準が高い、SE の募集
  • 使う技術が、自分の学んだものと違う会社(いったん保留)
  • 勤務地が希望と違う会社

勤務地で見送った会社は、技術も少しずれていました。
見送ったあと、勤務地が愛知だったら受けてもよかったな、と思いました。
技術のずれよりも、どこで働くかのほうを重く見ていたようです。

外す理由が「年数が足りない」から、「仕事の中身・技術・働く場所が合わない」に変わりました。
候補が増えたうえに、見送るときの理由も自分の言葉で言えるようになりました。

愛知では、あわせて3社に応募しました。
1社は線引きを変える前に出していた会社です。
残りの2社は、前の線引きでは年数などを理由に外れていた会社でした。

絞る条件は、誰が決めたかを確かめてから使う

求人の「実務◯年」は、私にとって出すか出さないかを決める線ではありませんでした。
書類で落ちる理由にはなるかもしれませんが、出さない理由にはならないと考えています。

候補を機械的に絞るのは、数が多いときほど助かります。
ただ、その絞り込みの条件を誰が決めたのかは、一度確かめたほうがよさそうです。
今回は、条件を自分の言葉で言い直したところで、候補の数も見送る理由も変わりました。

愛知はひとまず区切りにして、次は関東に専念します。
東京の26社を、自分で本文を開きながら見ていきます。

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