仕事やアプリ作りの記録に、発信できそうな気づきを書き残すようにしています。
書いたまま拾えていないものが溜まっていたので、1か月前の1日分から13本を拾い上げてもらいました。
並んだ13本を読んで、なんとなく古い気がしました。
すでに出した記事と突き合わせてもらうと、13本中12本が落ちました。
1か月前のメモに、拾っていない気づきが13本残っていました
作業の記録には、決まった見出しの下に、気づきを1行1つで書いています。
記事やネタに拾ったら、その行の末尾に「済み」の印を付けます。
印の付いていない行が、まだ拾っていない気づきという決まりです。
この印の付いていない行が、記録全体で100件を超えていました。
いきなり全部は重いので、まず1日分だけやってみることにしました。
選んだのは1か月前、作っているアプリにテストの仕組みを入れた日の記録です。
印の付いていない行が13本ありました。
それぞれを発信ネタとして書き起こし、13本のネタがそろいました。
並んだ13本を読んで、古い情報な気がしました
できあがった13本を読んでいて、どれも古い情報な気がしました。
数えたわけでも、何かと照らしたわけでもなく、読んだときの感覚でした。
そこで、今あらためて出す価値があるかを判定してほしいと頼みました。
必要がなければキャンセルしてかまわない、とも伝えています。
突き合わせたら、13本中12本が落ちました
公開済みの記事と、公開を予約している記事の両方と突き合わせてみました。
結果は、13本中12本が見送りでした。
- すでに出した記事、または公開予定の記事と重なっていたもの: 6本
- 出す予定だった媒体を、今は新しく増やさないことにしていたもの: 2本
- 同じテーマの記事がすでに15本あったものと、翌日に同じ素材の記事が出るもの: 2本
- 作業の進め方の内側に寄りすぎていて、前に似た話を見送っていたものと、
別の記事の裏返しで単独では成り立たないもの: 2本
重なっていた6本のうち4本は公開済みで、2本は1週間以内に公開される予定でした。
たとえば「テストの仕組みは、通ることより、落ちるべきときに落ちることの確認に時間がかかった」という気づきがありました。
同じ話は、実装をわざと壊して確かめた記事として、公開予定の2本にすでに入っていました。
「作業の実績が見積を大きく下回ったら、比べている中身が同じかを先に確かめる」という気づきも、
すでに2本の記事になって公開されていました。
1か月のあいだに、同じ気づきが別の形で記事になっていたことになります。
残ったのは1本だけでした。
予想が外れたときに、記録を書き換えずに残しておく、という話です。
どの記事とも重ならず、話としても独立していました。
印が付いていないことは、まだやっていないことを意味しませんでした
不思議だったのは、重なっていた6本に「済み」の印が付いていなかったことです。
記事にしたのなら、元の行に印が付いているはずでした。
調べてもらうと、通った道が違っていました。
その日の気づきは、元のメモのほかに、アプリの開発記録や作業の引き継ぎメモにも書かれていました。
記事はそちらを材料にして作られていて、元のメモには一度も戻っていませんでした。
元のメモから拾えば、印が付きます。
別の記録から拾って記事にしても、元のメモには何も起きません。
リストが知っているのは、そのリストを通って片付いたことだけでした。
これはネタの管理に限らない気がしています。
たとえばタスク管理のアプリに「資料を送る」が残っていたとします。
チャットで頼まれてその場で送っていても、アプリの中では未完了のままです。
見返したときに未完了の一覧を信じて動くと、同じことを二度やることになります。
いちばん危なかったのは、意図して外した話を戻しかけた1本でした
重なっていた6本のうち、1本だけ様子が違うものがありました。
すでに公開していた記事の管理用のメモに、この論点は出さない方針と書いてあったのです。
記事を作るときに、話の芯を絞るためにわざと外した論点でした。
その注記が無ければ、書き漏らした話を拾えたと受け取っていたと思います。
外したはずの話を、別の記事として戻すところでした。
あとから見て効いていたのは、この注記が置かれていた場所です。
外した論点のメモの側ではなく、採用した記事の側に書いてありました。
記事のほうを見に行けば、外した理由も一緒に目に入ります。
外した側にだけ書いていたら、そのメモを開かない限り気づけなかったはずです。
違和感は、リストより先にずれを拾っていました
リストの上では、13本はすべて未完了でした。
それでも読んだときに、古い気がしました。
数字や印より先に、感覚のほうが現物とのずれを拾っていたのだと思います。
このときまだ印の付いていない行は、ほかの日の記録に100件以上残っていました。
同じ状態の行が多いはずなので、このまま拾い続けると重なったネタを量産しそうです。
1日分から始めていたので、見送りは12本で済みました。
全部を一度に拾っていたら、重なったネタが何十本も並んでいたかもしれません。
次からは、拾う前に、出したものの側を先に見るようにします。
リストに残っているかどうかと、現物が実際に残っているかどうかは、別に確かめる必要がありました。
